鎌倉の夏の風物詩ともいえる ぼんぼり祭と実朝祭が、
鶴岡八幡宮で開催されます。
(ぼんぼり祭:8/6金~9月、実朝祭:8/9月)
鶴岡八幡宮は、源頼朝のゆかりの神社として知られ、
静御前が舞い、3代源実朝が暗殺されるなど、
数多くのエピソードがあります。
実朝は、北条氏との政権争いに巻き込まれ、
政治では力を発揮できなかったですが、
金塊和歌集など、文芸面では大きな功績を残しました。
最期は鶴岡八幡宮の大銀杏の陰に隠れていた
兄の頼家の子、公暁に暗殺され、
骨肉の争いや陰謀に巻き込まれた
被害者だったように思えます。
実朝祭は、その実朝の誕生日に執り行うお祭で、
文芸に優れた実朝にちなみ、短歌会が催されます。
ぼんぼり祭は、実朝祭に書画を奉納したことを起源に、
鎌倉在住の画家、学者、芸能人などの
著名人によって描かれたぼんぼりが、
鶴岡八幡宮の境内に約400点飾られます。
日没とともに明かりが灯され、夏の風情を演出します。
実朝祭に合わせて、
8/8(日)~9(月)に鶴岡八幡宮内で献花が行われ、
鎌倉華道会からも多数の出瓶があります。
(古流松月会の家元 小嶋喜尚の出瓶は8/9(月)になります)
お時間のある方は、心の涼みに是非いらして下さい。
ぼんぼり祭りの様子